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雪兎
「でも二人には困難が待ってるとも視えた。とてつもない困難が」
「……姫には不思議な力がある。それが何なのかは僕には分からない。けれど、それは……」
「世界を変える、力だ。そしてその力が困難と波乱を呼ぶ」
桃矢
「……俺達に手助けできることならいいんだがな……」
雪兎
「……うん。でも、できることがなくても、きっと二人なら力を合わせて頑張れると思う」
桃矢
「ふん。二人でっていうのが気にくわないけどな」
雪兎
「しょうがないな、桃矢(とーや)は」
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