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色の付いていない色は、透明ではなく白でもない。
形も、重さもある色という名の付いていない色。
名の付いてない色は名を求めるわけではなく、ただ偶然に付いて名前となった。
名を付けるものは何者でもなく、気がつき色がないと知ったものが付けた。
ただその色の名が黒と白になっただけ・・他の色になっていても不思議はなかっ
た
。
何故名を付けたのかはわからない・・・・なぜその“黒”“白”になったのかは
、付けたもののみ知る。
“黒”とつけたのは“白”であり、“白”と付けたのは“黒”だった。
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