春夏秋冬

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ある日のこと。 絵描きは黒猫に対してこう言った。 男『君にも名前をあげなきゃなぁ』 猫(名前!?) 黒猫になど名前はなかった。 人々から言われたのは不吉な猫、悪魔、死に神、汚らわしいものなど 猫(さて、この男は何と呼ぶのだろうか) 男『んー、タマやミケだとありきたりだしなぁ・・』 そして男はしばし考えた後、 男『よし、決めた!!君の名前ば黒き幸゙という意味で Holy night だ。拾ってきたのも冬だしね。』 猫(・・ホーリーナイト・・・。いい響きだ。) 猫『ミャァー、』 男『おぉ、喜んでくれたか!!』 そして黒猫の正式な名前が決まった。
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