二度目の冬、絵描きの危篤

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と言い彼女のいる住所を言った。 男『行ってくれるかい?』 猫『ミャー!!』 猫(やだ!!俺はお前といたい!!先が短いなんて言わないでくれ!!) 男『ホーリーナイト、頼むよ。頼みを聞いてくれ、僕も君といたいが、僕が亡くなる瞬間を君に見てはもらいたくない、』 猫『ニャー!!』 猫(やだ!!) と猫は書斎から離れ居間へと逃げる。 男『ホーリーナイト!!』 黒猫が居間で見たものは 絵描きがいつも描いていた スケッチブック。 黒猫は何気なくページを開いてみる。 すると黒猫の絵が、次のページも、更に次のページも、黒猫の絵が延々と続いていた。 猫(・・他の絵は描いてないのかよ) そして、次の瞬間黒猫は決心した。
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