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よって自然に黒猫は孤独になった。
しかし
黒猫は孤独には慣れていた。
いや、むしろ望んでいた。
誰かを思いやったり、好きや嫌いに
なるのが煩わしかった。
猫(今日も、餌でも探しに行くかな)
猫は餌を求め街へと繰り出す。
場所はレストランの裏にある
ポリバケツの中。
黒猫はその中を漁っていると
運悪く後ろの戸から人が
男『あっ!!いつも荒れてると思ったらお前の仕業か!!あっち行け!!』
と男は黒猫に目掛け石を投げる。
黒猫は巧みに石を避けてなんとか逃げた
がしかし、
餌は十分には食べられなかった。
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