高校

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今日は高校の入学式   この町に越して来て5日がたった   しかし私はすでにある事を心に決めている   写真部に入る   そう決めている   昔おばあちゃんに聞いた事があるのだが   おじいちゃんは高校でカメラを教えていたそうだ   私はおじいちゃんの事がもっと知りたい   今の私があるのはおじいちゃんのおかげだから・・・       もともと私の家は忙しく 親は共働きだった   しかも私は体が弱く病気ばっかしていた   そんな時、私の面倒を見てくれたのはおじいちゃんだった   おじいちゃんは私を綺麗な風景の場所に連れて行った   そして私にカメラを教しえた     それからと言うもの   私はカメラが大好きになりいつも持ち歩いては 綺麗な場所に行っていた   体が弱かった私にとってスポーツはけして楽しいものではなく   友達はできなかった   私はすっかりカメラ小僧になっていったのだ   おじいちゃんが死ぬまでは・・・   おじいちゃんが死んだ後 私はカメラを持ち歩かなくなった   おじいちゃんを思い出すのが怖かったのかもしれない       しかし、今の私は違う それ以来、体の弱いのも治り 友達もできた   おじいちゃんのすべてを受け止めれるようになったからだ・・・
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