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何はともあれ、三人は無事に上田城下町に到着。
先程の蕾の言動により、此処が先刻までやっていたゲームの中なのでは?と、理解する藍。
「うはぁ~♪でかいねぇ☆」
「…凄い」
「でしょ?…さっ、行きますか♪」
━━城門前…
佐助が、門番に経緯(イキサツ)を説明して三人は中へ進む。
城主の判断(?)を、仰ぐ為客と対面する大広間へと藍達を案内していた
「かぁ~☆広~い♪」
蕾のテンション高い台詞のすぐ後に、震度7を想定させるような地鳴りが響いて、少し向こうの襖が勢い良く開いた。叫び声と共に
「ぅおぉ館ぁさばぁあぁぁ!」
「…………何?」
「もしかして!?!?
藍姉ぇ~☆早く行こう♪」
「へぇっ?…ちょっ…待って;」
蕾に腕を引っ張られて、先程の音がした部屋を、3人は覗き込んだ。
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