7人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ
「…佐助は、放っといて、え~と…お館様?でしたっけ」
「儂か?儂は、武田 信玄じゃ宜しくのぅ」
「某は、真田源二郎幸村でござる!宜しくでござる」
「…では、信玄さん私達に聞きたい事h「蕾姉ぇ~っ、これ食べれるぅ?」
自己紹介を済ませた三人が本題に入ろうとしたら、空気の読まない蕾が、藍の言葉を遮り、高々と上げた茸について聞いてきた。
「…何?」の言葉と視線を向ければ、佐助が栽培していた茸を持っている。
「…汚いから、棄てなさい!」
「はーい♪…えいっ!!」
掛け声と共に蕾の手を離れた茸は、勢い良く庭の塀を越え飛んでいった。
最初のコメントを投稿しよう!