19人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
スターク達が町にて待ちかまえてから4日はたった
町が襲われてからだと一週間はたっていた
待ちかまえて5日目の夜明けと共に遠くから巻き起こる大量の砂埃と馬の走る音が聞こえた
「かなりの大群だな!!」
スタークの一言で全員が一斉に武器を構えて大群に向かい銃を放った
何頭かの馬と何人かの族が倒れた
しかし、族達もすかさず馬から降りて銃を撃ったりして弾が飛び交う
スタークは自分の後ろに少女を置いて守りながら戦っている
「こっちよりも敵の方が人数が多いな…!」
スタークは少女を守りながらという状態にもあり敵との戦いも一筋縄ではいかない
「スターク、私が邪魔なら物影に隠れてるよ?」
「馬鹿やろう、俺から離れるな!!」
スタークの周りは敵に囲まれていた
「畜生…!
ん…?」
よく敵を見ると中に自分の見知った顔がチラホラと見える
「まさか…!?」
スタークは驚きを隠せない
「お前ら、裏切ったのか…!」
「残念だよコヨーテ、もう残っているのは俺たちとお前らだけだ…」
辺りを見回すと集まってくれた町の皆は、ほとんどが死んでいた
「やっぱり分が悪かったか…」
「残った俺達だってよ、生きていたいからな
恨むなよ…」
最初のコメントを投稿しよう!