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「ん…ッ」
ドガーーン
「ぁ……、」
雑音は更に木刀でミクを壁に打ち付ける
木刀によるダメージと爆撃がミクを襲う
『ズザッ』
ミクはそのまま壁に背を預けたまま倒れてしまった
「ミク…!!!やめろぉ!!!」
俺は雑音に殴り掛かる
「…ッ」
雑音はヒョイと宙に飛び木刀で俺の胸を突く
「はぐェ!!!!!」
胸で爆発が起きた
「ぅう…」
死にそぉ
ま、勝てる訳ないですよね・・・(;^_^A
つか苦しい・・・息もしにくい…ミクは大丈夫か……
「バカなことをするね、人間がVOCALOIDに勝てる訳ないだろう?」
ドナルドが倒れている俺の元に寄ってきた
「うるせぇ…」
「…。雑音ミク、初音ミクのマスターを殺してしまいなさい」
勘弁してください
「イエス、マイロード」
雑音は俺の元に歩んできた
俺オワタ
「やめ…て、、…マスター!!マスターだけは……マスターにだけはなにもしないで…」
ミクが半泣きで訴えていた
「そんなにマスターを生かして欲しいかい?」
ドナルドの語りかけにミクはうなずく
「どうしてもかい?」
「ボクはなにをされてもいい…でもマスターにだけ…は…、、」
泣かせるじゃねぇか…
「マスターになにもしなきゃ君は言うことを聞くんだね?」
やめろミク…そんな奴の言うこときくなよな…
「はい…だからマスターだけは…」
あぁ…バカ…
ミクの涙声にドナルドは冷徹に返答する
「だが断る」
氏ね
「僕はVOCALOIDは大好きだけど、人間は…マスターになるような人間は大嫌いなんだ」
お前もじゃねぇか
「VOCALOID皆僕だけのVOCALOIDになればいい…ドナルドは全員のマスターになりたいんだ」
あぁ…そゆことっすか…
「雑音ミクにも…レンにも…。…感情のないVOCALOIDにいいように命令して…」
俺はドナルドを睨む
「こいつはメチャ許せんよなぁああ!!」
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