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「マスター、やめ・・・て、」
「ミク…なぜ止める」
そりゃ勝てる訳がないけどさ俺なんかが
「初音ミクのマスターから排除します」
雑音が俺に向かって飛び込んできた
「ッツ!!」ガッ
その雑音の攻撃を俺の前に立ちネギで防ぐミク
「ミク!?やめろ、お前そんな体でもう動くな…」
「ボクは……気付いただけです」
ミクは雑音の木刀をネギで受けたまま話しだした
「ボクにとって……一番大切なものに・・・」
「一番大切なもの…?」
「・・・ボクは歌を歌うことが好きです、それがボクの唯一のアイデンティティーでもある、そう思っていました。
・・・でも、
今はただ歌うだけじゃ嫌だ、大切な人に聴いてもらいたい、
それがボクの幸せなんだって・・・」
ミク・・・
「大切な…マスターのためにッ」ッ
ミクは雑音が後ろに飛び退くほどネギを強く振った
「まだそのような力が…」
雑音の木刀に軽くヒビが入っていた
「ボクは負けられない、恋は戦争!…マスターを守りたい。マスターが好きだから」
「ミク・・・」
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