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前回までのあらすじ
ハンサムで頭も良いがどこか物足りない俺の日常に現れた初音ミクというVOCALOID
ミクとの出会いに喜びと悲しみと楽しみと苦しみの日々だった
しかしそれも最後にするため最後の戦いが行われていた
ニコニコ本部に乗り込んだ俺達に待ち構えてた最後の敵はドナルドだった
「ミク…ドナルドは一瞬にして居場所を移動する能力を持ってるはずだ、気をつけろ」
おそらくは…テレポートの類い
「ご名答♪ドナルドの能力は瞬間移動さ、ある程度の距離までなら自由に行き来できる。・・・こんな感じでね」
「!?」
ドナルドの姿がまた一瞬にして消えた
今までの経験からして…
「後ろだ!ミク!」
俺とミクは後ろを振り返る、しかし
「残念、今回は上だよ」
ドナルドは俺達の頭上にいた
「アラァッッ」
ドナルドの蹴りがミクの後頭部をとらえる
「ゥウウッッ!!」
ミクは両膝をつきドナルドの方をすぐ振り返る
「ドナルドマジック♪」
「また消えた!?」
テレポート連発もありなのかよ
「ここだよ」
ドナルドは俺の股の下にいて仰向けに寝転がっていた
「このッッ」
またドナルドが消えた
遊んでやがる
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