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「んッ、やぁッ、ッツ!!」
「ヘッハッハッハッハッ!!」
ミクがネギをブンブン振り回している
といってもドナルドに攻撃しようとしてる訳だが
「ここ、ここ」
「はい残念~」
「こっちだよ?」
「縞パンかぁ~」
「アラァ」
「ヘッハッハッハッハッ」
「ドナルドは」
「ハンバーガーが」
「大好きなんだ♪」
ミクの攻撃は一度もドナルドには当たらなかった
逆にドナルドの時々出す打撃をくらいどんどん傷付いていくミクだった
「ミク!視界の映像に囚われるな、感じろ!!」
我ながら無茶な注文するぜ
だがミクなら出来るはずだ、以前雑音との戦いで視界が見えなくとも戦えてたミクなら…
「マスター…、………ここだ!」
ミクは目を閉じたかと思うと自分の真上にネギを振り上げる
「危ない危ない」
しかしドナルドはそのネギの上に爪先だけで立っていた
「ドナルドは最初のVOCALOID…いや、試作品なんだ」
ドナルドの姿がまた消えた
「だから君達のようなまともなVOCALOIDほど頑丈ではない、ミクの攻撃をくらったら一撃でアウトだよ」
ドナルドの声だけが響いていた
「どこだ…?・・・!?テト!!後ろだ!」
「え?」
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