第二十七話「兄妹喧嘩」

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ま…わかってたけど、、 「当たる訳ないか…」 ミクのブラック★ロックシューターはドナルドには当たらなかった 「ヘッハッハッハッハ!!テレポートが出来る限り僕にダメージはないよ」 「うっ…」 ミクが方膝をつく、先ほどのドナルドの打撃と雑音にやられた傷的にも限界か… 「俺がやるしか……」 俺は右手で拳をつくる 「俺がやるしか…ない…よな、、」 ゲームの中じゃバラモスやデスピサロも倒してきたじゃないか…俺! ブランカやバーサーカーやセイバーすら倒してきたじゃないか・・・! 「・・・Gokuri」 俺は雑音にやられた傷の痛みが消えるくらい集中していた いくぞ―――― 「あら、まだ終わってなかったのね」 「・・・!?」 俺がドナルドに殴りかかろうと思った時、部屋の入り口で聞き覚えのある声がした 「なによ…全滅?情けないわね」 「初音ミクは無事か」 「ルカ!!それにルカマスターも!?」 巡音ルカとそのルカに肩をかしているバンギラスだった 「おや?バンギラス…君も裏切るのかい?」 「わたしは…自分の研究以上に大切な存在に気付いてしまっただけだ」 ドナルドの問いにバンギラスが答えた 「ヘッハッハッハッハ、君も赤坂と一緒だねぇ!!VOCALOIDに心動かされ本来の目的を忘れた大バカだ!!」 赤坂…? 「赤坂…ルキアの本名…」 テトが呟いた 「大バカで構わない」 「私のマスターを侮辱する事は許さないわよ…、初音ミク?もうバテたの?」 「………ぅ」 ルカがミクを見る、ミクはまだ苦しそうだ 「終わらせるわよ・・・私達のために」 ルカも服から血が滲み出てるしかなり重傷みたいだが、やはりルカがいると頼もしい そうだ、お前ら二人ならデルにも勝てたんだ、いけ最強コンビ! 俺は先ほど決意したのが嘘に思えるくらい今は「戦いたくない」気持ちでいっぱいだった ダメな意味で人間らしいな俺って……
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