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ま…わかってたけど、、
「当たる訳ないか…」
ミクのブラック★ロックシューターはドナルドには当たらなかった
「ヘッハッハッハッハ!!テレポートが出来る限り僕にダメージはないよ」
「うっ…」
ミクが方膝をつく、先ほどのドナルドの打撃と雑音にやられた傷的にも限界か…
「俺がやるしか……」
俺は右手で拳をつくる
「俺がやるしか…ない…よな、、」
ゲームの中じゃバラモスやデスピサロも倒してきたじゃないか…俺!
ブランカやバーサーカーやセイバーすら倒してきたじゃないか・・・!
「・・・Gokuri」
俺は雑音にやられた傷の痛みが消えるくらい集中していた
いくぞ――――
「あら、まだ終わってなかったのね」
「・・・!?」
俺がドナルドに殴りかかろうと思った時、部屋の入り口で聞き覚えのある声がした
「なによ…全滅?情けないわね」
「初音ミクは無事か」
「ルカ!!それにルカマスターも!?」
巡音ルカとそのルカに肩をかしているバンギラスだった
「おや?バンギラス…君も裏切るのかい?」
「わたしは…自分の研究以上に大切な存在に気付いてしまっただけだ」
ドナルドの問いにバンギラスが答えた
「ヘッハッハッハッハ、君も赤坂と一緒だねぇ!!VOCALOIDに心動かされ本来の目的を忘れた大バカだ!!」
赤坂…?
「赤坂…ルキアの本名…」
テトが呟いた
「大バカで構わない」
「私のマスターを侮辱する事は許さないわよ…、初音ミク?もうバテたの?」
「………ぅ」
ルカがミクを見る、ミクはまだ苦しそうだ
「終わらせるわよ・・・私達のために」
ルカも服から血が滲み出てるしかなり重傷みたいだが、やはりルカがいると頼もしい
そうだ、お前ら二人ならデルにも勝てたんだ、いけ最強コンビ!
俺は先ほど決意したのが嘘に思えるくらい今は「戦いたくない」気持ちでいっぱいだった
ダメな意味で人間らしいな俺って……
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