第二十七話「兄妹喧嘩」

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「……」 レンは相変わらず指示がなきゃ全く動かない 「……み、ミク…」 テトが腹を抑えながら立ち上がる 「ミク……君は本当に明日しか見てないんだね……昔とは大違いだ。・・・服部博士の言いなりだった頃とは」 「お兄ちゃんを倒してでも、ボクは明日が欲しい!!」 ドナルドとミクの距離は徐々に縮まっていく 「ッッ」 ミクはジャンプした 「ブラック★ロック・・・・・・」 そんなまともに打っても当たらないんじゃあ… 「シューター!!!!!!!」 ミクが時空を叩いた 今までの個体とは違い黒いビームのようなものが現れドナルドに向かっていった 「フフ…」 ドナルドは目を瞑った 余裕だなあの野郎… 「立派になったねミク・・・君はもう…………立派な・・・・・・」  人  間  だ 『ズガーーーァァアアン!!!!!!ビチャピチャ』 「なぜ・・・?」 ミクのブラック★ロックシューターは当たった、しかしミクは不思議そうな顔をしている 「なんで避けなかったの…?お兄ちゃん……」 避けなかった?ドナルドはわざと当たったってのか?
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