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こいつが服部……ッ
ニコニコの司令官でもあるこの男をなんとかすれば…!
「…初音ミク、巡音ルカ、…お前達は私の最高傑作だ」
服部がニヤリと笑う
「愛情すら知った今のお前達なら…チップと適合すれば…世界はニコニコの支配に陥る」
「ボクは…もうマスターの…服部博士の言いなりにはなりません!」
「私もよ、元より私はマスターの言うことしか聞かなかったけどね」
ミクとルカが傷付いた体で前に立つ
「そう敵視しないでくれたまへ。お前達には敬意を持って接そうと思っているのだ私は。
こんなポンコツと違って、お前達は最高の一材だ!どうだ?また私と一緒に世界平和を目指さないか?」
服部がレンの方を見てポンコツ呼ばわりした
俺はそれがやたらムカついた
「てめぇ!!自分の造ったVOCALOIDだろ!?」
「そうだが?成功もあれば失敗もある、…そこにいる重音テトのようにな」
「…っ」
見ればテトも震えていた
「なにも出来ない欠陥品がよく生き延びていたもんだ…赤坂は元気か?」
「……っっ、…」
テトは震えたままだ
「会話も出来ないか、流石あの男の造った出来損ないだな」
「…ッ!僕はいい、でもルキアのことは悪く言わないで!!」
重音さんお怒りモード入られました
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