196人が本棚に入れています
本棚に追加
「あっちー…」
「随分遅いですね」
炎天下の下、ドライブに行きたいと言い出したユチョンの為に待つこと20分。
さすがに背中に汗が滲み始め、チャンミンは耐えきれず頭から水を浴びて気持ちよさそうに目を細めた。
「道に迷ったのか?」
「この場所決めたのはあいつだろ?」
口々に心配の声が上がり始めた頃、漸くお気に入りの帽子を被ったユチョンがレトロなオープンカーに乗って姿を現した。遅刻しているというのに、悪びれる様子はなくニコニコと笑みを浮かべている。
「みんな早いねー」
「ユチョンが遅いんだヨ!ガッデム!」
海に行きたいな、と言いながら助手席に乗ろうとしたジェジュンのお尻をペチンとユチョンが叩く。
散々待たされた挙げ句、いきなり尻を叩かれ、ファンには見せられないような鋭い目つきでユチョンを睨む。
「何すんだよ」
「ジェジュンヒョンは後ろ。チャンミンとジュンスもね」
名前を呼ばれた3人の呆れた顔は2人には全く見えていない。
「さ、ユノはここ座って!」
「おぅ」
バカップル
真夏に見ると
殺意沸く
byチャンミン
END
季節外れですみません;
最初のコメントを投稿しよう!