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――――あぁ…暇だ…
掃除の時間。
弥斗は一人サボって羽月学園の裏校舎に回って日陰でのんびりしていた。
琉李「おーい、弥斗!」
弥斗「んぁ~?」
っんだよ…と言いながら身を起こす。
琉李「お前、静ちゃんの秘密知ってる?」
弥斗「…何だ秘密って?」
(静の…秘密…?!うわっやっべ…気になる…)
琉李「実はなぁ…」
静「楠木さん、榊さん~こんな所で何話してるんですか?」
キョトンと二人を交互に見ている静。
琉李「あっ何でもないよ、静ちゃん(笑)」
静「掃除サボっちゃ駄目じゃないですか~」
琉李「あぁ…ごめんごめん(苦笑」
も~っと言いながら、静は弥斗を見る。
弥斗「………ッ」
一瞬目があったが、弥斗はすぐに反らした。
見つめていたら直ぐに照れてしまうから…。
琉李「…あのさぁ、静ちゃんは誰か好きな人居んのかなぁ?」
静・弥斗「?!!」
二人は何故急にこんな事を言うのかと言わんばかりの驚き。
琉李「で?」
琉李は静に詰め寄って質問する、静はオドオドしながら…
静「い…居ます…」
弥斗「…?!」
琉李「マジでか~、誰?」
(おぉおぉぉぉぉおおおおーぃぃいいいい!!琉李!ナイス!ナイスナイスナイスゥゥウウウウ!)
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