出逢い

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いつの間にかクラス中が弥斗と静を冷やかしている。 先生「全く青春だなぁ!だがつまらんとか言うな!俺の勉強は楽しいんだからな!」 そう言うと禿げかけた先生は再び黒板に目を向ける。 (俺……静の事……) 弥斗は顔を赤らめながら俯く。 ――――静は弥斗を見ながら、頬を薄ピンクにしながら微笑んでいた。 その後の休憩時間も琉李は弥斗の机に行き、面白半分で冷やかしていた。 ――昼 弥斗「あー…疲れた…」 弥斗は屋上で呟く。 太陽の日射しを浴びながら…静の事を考えながら。 弥斗「静は…俺の事…好き…なのかな…」 静「榊さん、私の事呼びました?♪」 クスクス笑いながら弥斗の隣に座る。 ガバッ! 弥斗「えっぇえ?!なんで静ここに居んだよ?!」 頬が若干染まるのが解る…身体が火照ってきた…焦りまくりだな…俺… 静「さ、榊さんが居なかったから捜してたんですよ?(笑)で、屋上かなーって思って」 弥斗「あ…そ…そうか…、え、でも静が捜しに来なくても良くないか?」 静「あっはははは、何となくです何となく…(苦笑」 静は手を頬に持っていき、苦笑いをしていた。 弥斗「そ…そうなのか…?」 静「はい…、あっお昼一緒に食べませんか?」 弥斗「えっあっいっ…いいっよ」 耳まで真っ赤にしている弥斗を見てクスクス笑う静。 ――――可愛い弥斗さん…♪
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