223人が本棚に入れています
本棚に追加
いつの間にかクラス中が弥斗と静を冷やかしている。
先生「全く青春だなぁ!だがつまらんとか言うな!俺の勉強は楽しいんだからな!」
そう言うと禿げかけた先生は再び黒板に目を向ける。
(俺……静の事……)
弥斗は顔を赤らめながら俯く。
――――静は弥斗を見ながら、頬を薄ピンクにしながら微笑んでいた。
その後の休憩時間も琉李は弥斗の机に行き、面白半分で冷やかしていた。
――昼
弥斗「あー…疲れた…」
弥斗は屋上で呟く。
太陽の日射しを浴びながら…静の事を考えながら。
弥斗「静は…俺の事…好き…なのかな…」
静「榊さん、私の事呼びました?♪」
クスクス笑いながら弥斗の隣に座る。
ガバッ!
弥斗「えっぇえ?!なんで静ここに居んだよ?!」
頬が若干染まるのが解る…身体が火照ってきた…焦りまくりだな…俺…
静「さ、榊さんが居なかったから捜してたんですよ?(笑)で、屋上かなーって思って」
弥斗「あ…そ…そうか…、え、でも静が捜しに来なくても良くないか?」
静「あっはははは、何となくです何となく…(苦笑」
静は手を頬に持っていき、苦笑いをしていた。
弥斗「そ…そうなのか…?」
静「はい…、あっお昼一緒に食べませんか?」
弥斗「えっあっいっ…いいっよ」
耳まで真っ赤にしている弥斗を見てクスクス笑う静。
――――可愛い弥斗さん…♪
最初のコメントを投稿しよう!