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昼を食べ終え、弥斗と静はまったり屋上で日向ぼっこしていた。
琉李「お二人さん何してんの~♪」
琉李だ…
弥斗「!!る…琉李…っ」
急に声を掛けられビクッとする弥斗。
静「楠木さん、こんにちわです♪」
琉李「静ちゃんこんち☆弥斗、静ちゃんを見習え(爆)」
弥斗「っるせーよ(笑)」
このやり取りをクスクス笑う静。
静「転校初日なのに、もうお友達出来ましたね、榊さん♪」
琉李「おぅ!俺の大親友だ~♪」
弥斗「ま、まぁ仕方なくな!」
静「ふふっ」
こんな会話をしている内にチャイムがなる。
静「あ、もう行かなきゃですね」
琉李「だなぁ……あーだりぃ」
ふっ、と笑った静の笑顔を弥斗は見た。
(…可愛すぎるぞ…オイ…)
静「榊さーん?」
ハッとして静を見る。
静「早く行きますよ~♪」
タッタッとリズミカルにステップをする静、ご機嫌だなぁ。
教室に戻ると、B組の誰かが静を呼んでいる。
?「おーぃ、静ー」
女?
静「あっ魅璃!今行くー」
(魅璃…?うわっ美人だなおい!)
綺麗なピンク色で髪が太股位まである、綺麗なストレート。
性格は活発そうだなぁ…等と考えながら、魅璃と静のやり取りを見ていた。
静「魅璃、急にどしたの?」
魅璃「ちょっとさ、静に男が居ると噂で聞いて」
ははっと笑いながら、静の椅子に座る。
静「なっ!魅璃!私に彼氏なんか居ませんっ(汗)」
焦りまくる静。
魅璃「ははは、解ってるわよ~ん」
手をひらひらさせる魅璃。
見に来ただけだよ、と言って何かを耳打ちした。
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