出逢い

9/9
前へ
/349ページ
次へ
魅璃が耳打ちをした途端 静は急に、顔が真っ赤になり焦り出した。 (何を言ったのだろう?焦ってる所も可愛い…) 静「もーっ!魅璃!それだけなら向こう行ってなさい!」 魅璃「わわっ!解ったよ~、また後で来るよ~」 静「もう来なくていいですぅー」 べーッと舌を出した静。 はいはい、じゃね~っと手をひらひらさせてB組の教室へ。 弥斗「…なぁ」 静「ん…?あ、榊さん…どうしました?」 弥斗「今の…誰なんだ?」 静「あっ気になります~?♪」 クスクス笑いながら言う。 弥斗「静と一緒に居たから…ちょっと気になって」 ――――ドキッ… ((榊さん…魅璃の事が…?)) 弥斗「静?」 静「あっ、魅璃は親友です!東穂 魅璃(とうほ みり)って名前です♪」 弥斗「…ふ~ん」 (…友達なら何の問題も無いな…) 弥斗「あのさ、静」 静「はい?」 弥斗「俺…お前に惚れt「ガラッ!先生「授業始めるぞー」 (あああああああ!!!!テンメェーこのクソ先コー!!) 邪魔した現社担当先生を弥斗は睨み付ける。 静「…?ふふ…っ」 ((最後まで聞き取れなかったけど……なんか解っちゃった…♪)) 静はクスクス笑った。
/349ページ

最初のコメントを投稿しよう!

223人が本棚に入れています
本棚に追加