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俺たちはぞろぞろと教室を出ていった
麗華は紘佑と一緒に先に帰ったが…
「新宝の家かぁ
楽しみだな誠!?」
良介が誠に聞いているのが聞こえた
「おまえも武士ならちょっとは黙ってろ」
誠は機嫌が悪いようだ
「俺は武士じゃねぇからな
平和主義者だよ」
良介は笑っていた
「あまりまえだ!
俺が言っているのは男子ならもっと口を控えろということだ!」
誠の睨みの入った突っ込みが良介にとんだ
「あぶねぇな!!」
良介はそれを避けると走りだした
「着いたな…」
慎が見上げながら言った
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