第3話 メール

47/51
前へ
/828ページ
次へ
原野道場にはすでにみんな集まっていた 俺たちが最後だ みんな……いや… ゲームに参加するメンバーは何かを書いていた 力哉が到着を告げるために紘佑のもとに走っていった よくみると紘佑の腰には長い鞘に入った剣が納められていた 剣の柄の先には緑色に輝く石が埋め込まれていた 「やっぱりみんな届いたんだな… なんだありゃ… 鎧武者か?」 俺は道場の前の石段に座っている銀色の鎧と兜を被った人を見た どうやら向こうも気付いたみたいだ 鎧武者は軽いステップで走ってきた
/828ページ

最初のコメントを投稿しよう!

390人が本棚に入れています
本棚に追加