プロローグ

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と威厳のある顔立ちの中年男性が話掛けてきた。 その横には20代位だろう、スラリとした背格好で長いブロンドの女性が立っていた。 「…はいこのような時計が何故ここにあるのかと…」 と怪訝そうにワークが話した すると男性が 「ほう、そうですか、…あっ申し遅れました私はここのオーナーのブラウズで、横のものは娘のマリーと申します。」 「はじめまして、マリーと申します。」 と礼儀正しい様子 「この大きな時計にはたくさんの亡くなられた前のオーナー、ジャックおじいさまと深い深い思い出が有るのです。」 とマリー 「ほぅ」 興味深そうにワークが止まった時計の時刻や、傷等を見ながら 「面白そうですな、是非ともお聞かせ願いたい。」 オーナー 「…いいでしょう、では、そちらのソファーで…マリー、おいしい紅茶とクッキーを」 マリー 「はい、お父さま。」 オーナーはとあるエピソードを静かに語り始めたのだった…
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