部活勧誘
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がしっと、二の腕を掴まれた。 驚いて腕を振り回したら、相手が派手な音をたてて転んだらしい。 慌てて振り向いた先には、片膝立ててすっころんでいるうちの制服を来た少女がいた。 「――どうも、ジェンガ部の和井(かずい)と申します。良ければ、見学にいらっしゃいませんか?」 地に着いた脚から、膝から血が滲んで見えた。 それにドキっとするより何より、蜂蜜色の髪がた目に掛かっている顔に目が向いていた。
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