部活勧誘

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 コンと、扉を一つ叩いたら中からドタドタと慌てて出て来る音がした。  おっちょこちょいっぽいから蜂蜜色の髪の先輩が慌ててるのかな、だなんて思ってしまって慌ててそれを打ち払った。  何を考えてるんだろう、自分は。  そんな葛藤を抱いている俺の前で、空気を読まずに扉が大きな音を立てて開け放たれた。 「ようこそ~! 我がジェンガ部へ」  俺を出迎えたのは、のっさりとした背の高い眼鏡野郎だった。
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