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「俺、実は……魔法の使い方分からないんだ。
ラリィは苦笑いしてお父さんに事実を告げた
「マジで!?だってお前は魔力も魔力の回復力もヒューマとは比べられないほど強力で高いんだぞ?」
「その事知ったの今さっきだし……。しかも皆の話だと魔力切らしたら気絶する見たいだし、自分の魔法で威力を間違えて死んだ人も居るって聞いたから魔法覚える気が無くって……」
ラリィは自分が魔法を覚えたくない理由をお父さんに全部話した。
「……でも、今お前に魔族の魔力がある事を話したからもう大丈夫じゃないのか?」
お父さんは自信付けるようにラリィに話す。
「うんっ!!他人にこの魔族の魔力の事がバレるのは怖いけど、気絶することが無いなら少し安心したっ」
お父さんもその言葉にホッと安堵の息を漏らした。
「お前の言った後の自爆の件は勉強してそれ通り使えば大丈夫な話だ!!そうだろ?」
「……うん。でも俺が勉強出来るかな?もうあと半年で一年生終わりなのに……。これからついていけるかな?」
お父さんは呆れた表情で俺の顔を見てきた。
「何弱音はいてんだ!!それでも俺の息子か?ちゃんとチ○コ付いてんだろ!!だったら死に物狂いで頑張れよ!!」
……一部下ネタが入っていたがラリィの弱気を一気に吹っ飛ばしてくれた。
「分かった!!死に物狂いで頑張って、頑張って皆に追い付く!!そして魔法使って皆を見直して見せるっ!!」
ラリィが勉強をすると誓った瞬間だった。
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