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病室に運ばれだんだん意識がしっかりしてくる。それと同時にお腹の傷の痛みがズキズキ増してくる。
助産師サンがカンガルーケアのため赤ちゃんを連れて来てくれた。
小さい小さい赤ちゃんを胸の上で抱いた。
あたたかかった。
一生懸命に心臓を動かし呼吸する音が聞こえた。
『おっぱい飲ませてみようか』助産師さんが言った。
ちゅぱちゅぱ吸ってくれた。
思いのほか力強い。
こんなに小さいのに…。赤ちゃんの生命力とあたたかさを同時に感じることができた。
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