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「今っ!何した…!?」
「そーかそーか。落ち着いたか」
華乃の問いかけを無視するように銀は1人で納得している。
「超能力でもあるとか?」
「いやー、びびった。お前結構神経図太いのな」
「いやでも銀って…人間でしょ?」
「え?いや、お前が太いなんて言ってねぇだろ?」
まるで話が噛み合っていない。
華乃も落ち着いているようでいないのだ。
そんな時にサラッと口にした、華乃があの時以来触れなかっただけで、ずっと気にしていたこと。
「…じゃあ銀って何者?」
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