5、残暑には危険がいっぱい

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意外だった、まさか咲の口からそんな言葉が出るとは2人とも思ってもいなかった 健「そう?…じゃあ」 そういうと健次は虎春の服に手を伸ばすが、さわる前に叩かれた 健「いてっ!!」 虎「いてっ…じゃないでしょ…咲ちゃん、ダメよ健ちゃんを甘やかしちゃ!!」 咲「甘やかす?…なんで?…エッチなことは愛を表す方法だって教わったけど…」 2人が疑問に思ったのは、ほとんど同時だった 健「お、教わった?」 虎「…ん?…教わった?」 咲「…うん」 虎「誰から?」 すると咲は恥ずかしがりながらも答えた 咲「……お兄ちゃん」 虎「………」 健「………」 咲「…どうしたの?…お兄ちゃんって凄いんだよ?」 2人は咲の悪意の無い言動に、何も言う事が出来なかった
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