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―――光が溢れる。
予感は常にあった。
“魔王”進現の言葉を持つロア。
故に、
いつか必ずロアを狙った
“魔族”が現れる可能性を
考えない日は無かったから…。
その時、
ロアが力を使う可能性も
忘れた時は無かったから…。
しかし――
まさか、
ロアが自分を
自分がクロアを
庇う可能性までは
思う事すら出来なかった。
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