†レン月華†

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  だから、少年は今、 心配する者が居る事も 困る者が居る事も 知っていたがこうして 逃げて遊んでみている。 少しだけ、 追い掛ける者の数の多さに 戸惑っていたが、 「…………まぁ…いっか。」 考えない事にする。 が、 追い掛ける者達の事は 考えないとするのだが 「…………………。」 此方を視ているだけの者は どうすれば良いか判らなかった。  
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