諦め

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目が覚めたのは、次の日の7時12分だった。チャッピーは、跳ね起き、しまった、寝過ごしたか、嫌、まだまだ大丈夫だ。これからすぐに出発すればバイトの時間には、間に合う。今日からずっとバイトして絶対に十万は稼ぐ。と決意した。そして、着替えてauの携帯と財布をもち家を出た。外は、雨が降っていたので、傘をさして自転車に乗ってコンビニまで急いだ。仕事が終わったのは、夜だった。それから、三日間過ぎてキングとの約束の日が来た。「俺は、今日殴り殺される。殴り殺されるために走るのだ。身代わりの健ちゃんを救い出すたむに走るのだ。あのキングが殴れるのを今日までにするために走るのだ。走らなければならねー。そうして、俺は、殴り殺される。」チャッピーは、オンガッタには、何も告げずに家を出て行ってた。その日は、雨が降っていなかった。チャッピーが自転車をこいでいると、そこには、生チャンスという友達に合った。生チャンスは言った。「俺携帯買ったんだ。」 「どこのメーカー?」「ソフトバンク」 「ソフトバンクじゃなくてauにしろよ!!。」チャッピーは、生チャンスをぶん殴った。生チャンスは、地面に倒れこみ気絶した。駅に着いた時には、日が高く昇って暑くなっていたがもう改札口に着いていてPASMOを使って既に電車に乗っていたので関係なかった。電車が本蓮沼に着いた時、電車が急に止まり、その状態で10分たった。チャッピーは、そんなに待っていられないと思って改札口から出て、巣鴨に走って行った。本蓮沼を出たと同時に、ヤクザが絡んで来た。ヤクザの頭の名前は、金ジョースターと言う男だった。金ジョースターは、言った。「待て」チャッピーは言った。「ちょっ、何すんですか!?俺は、日の沈まないうちにキングキャッスルへ行かなければならない。放せ!!。」 「放さねーよ。持ち物全部置いてけ。」 「俺には、命とバイトで稼いだ十万円しかない。その一つの命もキングに渡すけどね。」 「その命が欲しいんだよ。」 「さては、キングに金で雇われて待ち伏せしてたんだな!?。」 「そーだよ!死ね!!山吹き色の波紋疾走(サンライトイエローオーバドライブ)!!アリアリアリアリアリアリアリアリ!!アリーネベルチ(さよならだ)」 「ちっ、ちくしょう・・・。」その時、警官のタイガーが来た。「やべー、サツだ!!。」 「れいがん!」「世界(ザ・ワールド)!!時よ止まれ!!。」
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