解決

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「健ちゃん!!。」チャッピーは、目に涙を浮かべて言った。 「俺を思いっきり殴れ。力いっぱいにほおを殴れ。俺は、途中で一度、悪い夢をみた。君がもし俺を殴ってくれなかったら、俺は君と握手する資格さえない。殴れ。」健ちゃんは、すべてを察した様子でうなずいき、刑場いっぱいに鳴り響くほど音高くチャッピーの右ほおを殴った。殴ってから優しくほほえみ、「チャッピー、俺を殴れ。同じくらい音高く俺のほおを殴れ。俺は、この一週間の間たった一度だけ、ちらと君を疑った。生まれて、初めて君を疑った。君が俺を殴ってくれなければ、俺は、君と握手できない。」チャッピーは腕にうなりをつけて健ちゃんのほおを殴った。「ありがとう。親友よ。」二人同時に言い握手をして、抱き合いそれから嬉し泣きにおいおい声を放って泣いた。やじうまの中からも、すすり泣く声が聞こえた。暴君キングキムソンは、やじうまの目の前で二人の様を、まじましと見つめていたが、やがて二人に近づき顔を赤らめて、こう言った。「どうか、俺も・・・。」と言いかけた時ある男の声がした。「チャッピー!!。」生チャンスの声がした。「生チャンスなんでここにいるんだ!?。」とチャッピーが言った。 「チャッピーに言いたいことがあったんだよ。」 「なんだよ!?。」そして、凄いはくりょくを出して生チャンスは、言った。「ソフトバンクなめんなぁー!!!。」生チャンスは、ナイフを出してチャッピーに襲いかかってきた。チャッピーは、ため息をつきこう言った。「俺もなめられたもんだな・・・。」 「いくぜ生チャンス!!元・気・玉。」チャッピーは元気玉を出した。生チャンスは、地面に倒れ伏し言った。「よそう・・・ガイです。俺は・・・父・・さん・の携帯を・・つらぬい・・・た・・だけなの・・・に。」生チャンスは、目を閉じた。「生チャンスーーー。」その時生チャンスの横にソフトバンクの携帯があった。「この携帯は、よしこれで。」チャッピーは、119を押した。すぐに救急車が来て生チャンスは、はこばれた。キングキムソンは言った。「さっきの続き何だけど俺も、仲間に入れてくれないか。どうか、俺の願いを聞き入れて、お前達の仲間の一人にしとほしい。」チャッピーと健ちゃんは、言った。「非常識だよ。非常識、きまわりないよ。何言ってんだよ。本当意味分かんないし。謎だし。」キングキムソンは、こう言った。「何でだよ~。」
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