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その時、部屋のドアが開いた。
「気が付きましたか?」
声を掛けて来たのは、金髪碧眼の美青年だった。
……格好良い。
思わず見惚れてしまった。
「大丈夫ですか?」
金髪碧眼の美青年は、喋らない私の顔を覗き込んだ。
うわわっ!
イケメンの顔が目の前にっ!
彼氏がいたことのない私は、それだけで真っ赤になった。
「熱があるのではないですか?」
そう言うとおでこをくっ付けてきた。
んぎゃあーっ!
やばいっやばいっやばいっ
「…熱はないみたいですね」
そっとイケメンの顔が離れていった。
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