始まり

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ようやく学校に ついた私達 さっきまで冷静で さめた様子だった 理子も、学校に ついたとたん 楽しそうにしている 素直じゃないんだから(笑) 「梓クラス一緒じゃん」 「本当に?やったあ理子ちゃあああん❤」 「ちょっ…いちいちくっつかないでよ💧」 興奮すると周りが 見えなくなる性格だから私達の事を見ている人がいるって事に全く 気づかなかった 「…ははっ」 「え?」 「あ、ごめん本当に嬉しそうだったからつい…」 きゅん← どこかで こんな感じの音がした いや、明らか あたしなんだけどね(笑) 「あ~この子いつもこんな感じだから💧うるさくてごめんね」 「いや、大丈夫✨俺もそんな感じだから」 「そう?全然そんな感じには見えないけど…」 「あ~俺シャイだから(笑)なれれば騒ぎまくってる」 …って君たちさっきから何あたしの存在無視して喋ってんだよう(;_;) そんなあたしの気持ちを知ってか知らないでか 「梓ちゃん…だっけ?」 「あ、はいっっ」 「敬語かよ(笑)…まあいいや俺ら同じクラスだからよろしくね~」 “よろしく”の たった一言で 私は恋に落ちてしまった
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