倒れた俺、拾われた。

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ん……? 爽やかな風が……俺の頬を撫でる。 穏やかに陽射しにあてられ、目を覚ます俺……うわ今ポエマーな自分素敵! あ、遠くで誰かが手を振っている。 なんだか懐かしい感じの人…… 俺とその人を遮るように流れる広めの川。 これを越えれば…あの人に会えるのかな? 俺は歩きだした。 よく顔が見えないその相手を確かめたくて。 立ち止まるとその人は、俺に手招きをする。 早く此方にいらっしゃいと、促されているようだ。 ………まてよ、どっかでこういう話聞いたよな? …もしや…三途リバー?
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