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「ぎゃぁぁぁ!!まだ死にたくないよお母さーんっ!!」
「あ、起きた」
ガバッと体を起こした横には、紫髪の女性が一人立っていて。
どうやら何処かの部屋みたいだ……俺はベッドの上に居て……
「あ…あの、貴女は天使様…いや、閻魔様?」
「……は?」
女性は首を傾げて怪訝そうな顔で俺を見てくる。
「姉さんはどっちかといえば閻魔s……」
「………あ゙ぁ?」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい………」
ガタイのいい男が女性にもの言えば、女性は機嫌が悪そうな声と睨みを利かせて黙らせた。
「あのぉ…すいません、貴女方はどちら様で?」
俺は出来るだけ相手方を刺激しないように尋ねてみた。
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