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「それに…?」
「あんまり可愛いと襲ってまいそうになるし。」
「なっ…!」
「やから、程々に…」
「…も、…。」
「ん?」
「っ…やから、襲ってもええよ!って!」
勢い良く言い切ったリョウちゃんはそのまま俯いてしまった。
「…んふ、いただきまーす!」
「や、やっぱりあかんっ!」
形だけの抵抗をするリョウちゃんは、もちろん俺に頂かれました。
―――――――――――――――
全てが終わると、ベッドの上で生まれたままの姿で抱き合う。
「リョウちゃんの初めて、ごちそうさまでした。」
「アホ、ボケ!もう一生せぇへんからな…!」
胸の中でそう言ったリョウちゃんの頬が真っ赤だったことは、本人には秘密にしておこう。
end.
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