風土

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 本作品は朝鮮半島の様な南北に長い大きな半島に開かれた国を舞台にしています。  三方は広大な海原に囲まれ、北には巨大な山脈がそびえ、おまけにその山中は『妖』の巣窟で大陸本土との交通はきわめて困難、よって他国からの侵略も少なく、逆に交流も乏しいため独自の文化が産まれたと想定しています。    完璧な島国である日本とその辺はよく似ていまね。  国の南部は平地が多く、土地も肥沃で農業や商業が盛んで、国の都も南部にあります。  北部は山がちで耕作に向く土地は少ないのですが、材木や鉱物資源に恵まれています。  ちなみに、物語に登場する『グンゲ』の港町はちょうど南北の境目にあり、非常に発達した商業都市です。
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