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…泥棒?
ま、まさか…
さすがに ベッドで寝たりしないって…
いくら泥棒でも。
背筋に冷や汗が流れて 心臓の音が煩い…
「グスッ…」
え? どっかで聞いたことのある 鼻をすする音…
「厚ちゃん…?」
バッ…
「わわっ…」
バサッと布団がめくれて 中から愛しい厚ちゃんが抱きついてきた。
「グスッ… ばか…」
「え? え!?」
「悠仁の、ばかっ」
「こ…ちゃん…」
「寂し…だろが…」
俺の 胸に頭を押しつけて泣く 厚ちゃんが堪らなく愛しい…
こんなに 好きだなんて俺病気かな?なんて思う。
「…俺も、寂しかった…」
小さな背中にまわした腕に 力を込めると 厚ちゃんもギュッと 腕に力を込めた。
めったに寂しいなんて 言わない厚ちゃんがやけに今日は素直で…
ドサッ…
「ゆ…じ…?」
「今夜は寝かせないから…」
ちょっとかっこつけちゃったりも してみる。
間違いなく 拳がとんでくると思いきや、
「っ… 今日だけ、許す…//」
と なんともかわいい返事。
…もう 寂しい思いさせないからね…
厚ちゃん…。
-END-
最後 意味不明(;_;)
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