毛布

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悠仁の後ろで 光る白いクリスマスツリーが びっくりするくらい綺麗で… …で その悠仁も それ以上に綺麗で… 殴り飛ばすために 作った握り拳が あっという間に崩れ去ってしまった。 「んん…。」 多分綺麗に 見えたのは きっと きっと寝ぼけてるせい… …多分。 「ふふっ… 厚ちゃんかわいい…」 うふふ と笑いながら図々しく俺の毛布に コートを着たまま入ってくる悠仁。 「んぅ… 入ってくんなよ… 狭い…」 「またまたぁ… 照れちゃってぇ!」 微笑みながら 俺を抱きしめる悠仁が どんな綺麗な女より 綺麗に見えたのも きっと きっと… 寝ぼけてるせい…。 END。 ほんわかさせたかったんですm(_ _)m
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