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深夜、月明かりに妖しく
照らされた路地裏、
二人の男女から 一人の男が逃げ回っている、
逃げ惑う男「はあはあ、 何だよちくしょう! くんじゃねぇ!
俺がテメーらに何をしたっ!?」
タッタッタッ!
大きな鎌を持った幼じょ・・・ 少女が 逃げる男に追い付く、
少女
「依頼です。 私達は貴方に何の恨みも有りませんが・・・ 死んで貰います!」
そう言うと、持っている鎌を 男の首めがけ 水平に振る。
男
「ちょっ! まっ・・・」
【ザシュッ】
【ベシャ・・・】
男の首が胴体から切り離され コンクリートの地面に 不快な音と共にぼとりと落ちる
少女は 男の血が付いた鎌の刃を ぺろり と舐めた
少女
「下劣な味がします・・・」
【ザリッ】
すると、後ろから首輪を持った男が 少女に声を掛ける
男
「ヤチル、 終ったか?」
『少女の名はヤチル』
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