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「…バカ。…貴方じゃなきゃ…無理よ…。」
「ボスは泣きながら、この手紙を書いたんだろう。」
「…?」
「最後、シワシワになってる。」
ロマーリオが差した所は確かに涙が乾いて、シワシワになっていた。
「ありがとう。ロマーリオさん。」
「俺は何もしてないぜ。」
すると、日向はディーノが微笑んで眠る棺桶の傍に座り込んだ。
「ディーノ…。私、絶対 お姉ちゃんと2人の分まで幸せになる…。
だから、私がそっちに行くまで 待ってて。Ti Amo。」
彼女は、この世にはいない彼に愛を誓う。
END―
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