授業参観

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「あ、おーい我が弟~」 はい弟ですよ。ただあんまり声だすな。目立つから。 「兄さん来たんだ」 「おうよ。お前がちゃんとクラスに溶け込んでるか確認しなきゃな。もしイジメられてたなら大変だ」 「心配しなくても大丈夫だよ。みんな優しいし」 「そっか。ならいい。でももし何か言われたなら俺にすぐ言えよ? すぐそいつぶっ殺すからよ」 「心配性だなぁ兄さんは~」 社会人である兄さんが小学生に手を出すはずがないと思うでしょう? それは大間違い。 兄さんは例えそれが赤ちゃんだろうが老人だろうが僕に危害を加える人は本気でぶっ殺すと思うよ? だって兄さん真面目だもん。 そして馬鹿だもん。
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