~~入学式~~

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司「ならお兄ちゃん!!朝ちゃんと起きなきゃね!」 俺は、目覚ましで起きた事がないほど朝がとてつもなく弱いのだ。 中学の時は遥や司が、交代制で起こしてくれたので何とか遅刻せずに学校に行けていた。 だがしか~し高校生になって果たしてそのままでいいのだろうか? 善「明日からは自分で起きる!!」 司、遥「…また始まったょ…」 司「お兄ちゃんがそう言って起きた事ないょ!」 遥「そ~だょ!!よっちゃんのせいで何回遅刻しそうになったかわかってる!?」 ぐっ!!反論できねぇ~だがここで引いたらなんとなく男として負けのような気がする! 善「確かに今まではそうだったかもしれないが明日からは高校生だ。だから大丈夫!!」 高校生だから大丈夫って何!?何でそんな自信たっぷりに言ってるの?? 善「それに、今までお前達が起こしてくれる!って思って甘えてたんだょ。だから明日からはもし起きなかったら先に行っててくれ。」 遥「ぇえ~よっちゃん一緒に行こうょ!!」 遥さん!?それはようするに俺は起きれないとでも? 司「遥ちゃん無駄ですょ。お兄ちゃん言い出したら聞きませんから。」 善「と、いう訳で明日からは自分で起きるから!!」 遥「よっちゃん、ちゃんと起きてね!」 善「おぅ!!任しとけ。」
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