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優『ん?親父か?俺、赤ん坊の時、事故で亡くなったと母ちゃんから聞いたけどな。』
美奈子『…あ…変な事聞いてごめんね…』
(下を俯く)
優『泣くなよ…美奈子も俺の母ちゃんと同じなんだな。』
(そっと美奈子の頭を撫でる)
美奈子『…ごめんね…』
優『…母ちゃんもさ、毎日、仕事帰る度に俺が寝た後に必ず、泣いていたんだ。…ごめんね…ごめんね…とな。気になってそのまま聞いたら何も言わずに優しく抱きしめてくれた…だから俺が命をかえてでも母ちゃんを守りたいんだ。』
美奈子『…笠井くん…母親想いで私まで泣けてきちゃう…あはは…』
(涙を拭いながら笑う)
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