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~白玉楼~
創魔「…にしても何でこんな風に…」
幽々子「わからないわ。妖夢に起こされて見に来たらこんな風になってたの。」
創魔「レーザー…段幕…後雷でも出来るか。雷…」
幽々子「雷がどうかしたの?」
創魔「いや、雷を操れる奴が何故か俺を狙ってて…」
幽々子「名前は?」
創魔「確か…雷斗って言ってたような…」
幽々子「雷斗…聞いたことないわね。」
創魔「そうですか…。まあ、ともかく直さないと…範囲かなり広いからスペカ使わないと時間かかってしまいますね。」
幽々子「そうね。じゃあ離れてた方がいいのかしら?」
創魔「そうですね。砂埃ひどいので。」
幽々子「そう。わかったわ。」
そう言って幽々子は離れた木のそばに行った。
創魔「さて。始めるか…」
鞄からスペカを取り出してスペカ宣言をした。
『造符「質量完全無視の創造」』
唱えた瞬間に、ゴゴゴと言う音と異常に砂煙が立った。
幽々子「…すごいわね…」
妖夢「幽々子様、何があったんですか?」
幽々子「あら、妖夢。創魔くんがあの階段を直してるのよ。」
妖夢「創魔さん来てるんですか!?」
幽々子「ええ。そうだけど…それがどうかしたのかしら?」
妖夢「いや、次来た時に剣術稽古を申し込もうと思ってたんで…」
幽々子「それにしてもまだ見えないわね~創魔くん?」
創魔「はい?」
幽々子、妖夢「「うわっ!」」
創魔「…なんですか。呼んどいてその驚きようって…」
幽々子「ごめんなさい。こんな近くにいると思ってなかったから…」
創魔「まあ、それはともかく、階段は直りましたよ。」
幽々子「ありがとう。」
創魔「どうも致しまして。」
妖夢「あのっ…創魔さんっ…」
創魔「なんですか?」
妖夢「その…えっと…剣術の稽古をして貰えないでしょうか…」
創魔「いいですけど…最近振って無いからちょっと準備させてもらいますよ。」
妖夢「ありがとうございます!」
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