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創魔「幽々子さん、一晩泊まらせていただけないでしょうか。」
幽々子「ああ、いいわよ。ただ一緒の部屋で寝て、天狗に書かれるのは嫌だから別の部屋にするわよ?」
創魔「はい。どこでも良いです。とりあえず雷斗くんを運びたいのでどこに泊まれば良いか教えてくれませんか?」
幽々子「えっと…今雷斗くんは隣よね。」
創魔「はい。隣に閉じ込めてあります。」
幽々子「なら、隣の部屋にしなさい。運ぶのも大変でしょ。」
幽々子はそう言った。
やさしい言葉だが、妖夢が持ってきた大福を見つめながら言ったので、話を終わらせて早く食べたいと思っているように見える。
創魔「ありがとうございます。」
幽々子「それは…いいとして…一晩…みる必要…あるの?」
大福を食べながら言っているのでかなり聞き取りづらい。
創魔「骨折は治しましたが、血を出しすぎたのかなかなか起きないので診療所に電話をかけたんですが…忙しいみたいで…明日なら診れるそうです。」
幽々子「そうなの。創魔くんも食べる?」
断ろうとしたが、お腹がなってしまったので食べる事にした。
妖夢手作りの大福はかなり美味しかった。
なぜか一つ苺大福が混じっていたけど…
大福を食べ終わってから
刀の本があったので
雷斗の側に座って読んでいた。
本を読み終えると夜になっていた。
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