見知らぬ明日

～空の望み～

あれ、なんだったっけ？ここから先の親父の言葉………思いつかないや……う～んと……あれ？記憶がだんだん遠くなっていく……体が…重たい……（バタッ⁉）なんで周りに人がたくさんいるんだ……？……ここ、どこだったっけ…なんで俺は倒れているんだ？………視界が紅い……な、なんか眠たくなってきた…（きゃぁーっ、大丈夫っ⁉もうすぐ救急車がくるからね、頑張るのよっ❗）…（き、君っ大丈夫かいっ⁉）周りの人たちうるさいな………静かにしてよ…ゆっくり眠れないだろ？……………………………………………………………へっ⁉……そうだ……確か僕はデパートの屋上から身投げをしたんだ……………もう地面に触れてる感じもしないや……体の痛みもない……あぁ、こうやってかすかな魂の蛍火が消えゆく時までじっとしているのか…………でもこれで楽になれる……ふぅ…